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E様邸耐震補強工事
白アリ縮める家の寿命
今回触れていくのは、家の天敵[白アリ]についてです。

以前UPした「雨漏りの原因を探せ!」でも触れた通り、白アリは家にとって、とても大きな被害をもたらす天敵です!
こんなに小さな白アリたちが家に大きな被害をもたらすなんて.....


まず白アリの生態についてです。
白アリの好む食べ物は木の主成分のセルロースという成分です。
ですので、木材を使っている以上白アリの危険はあると言っても過言ではないでしょう。
次に白アリの好む温度ですが10~30℃と人間とさほど変わりません。
そして白アリは水分がないと生きていけません。
しかし、水分を運んでくる種類もいるくらいなので湿った場所しか住めないわけではありません。
乾燥していたほうが白アリが住みつく可能性が低くなると思ってください。

次に家の被害がどう起こるのかです。
白アリは羽アリとなって飛んできて住宅に住みつくよりも、土の中で活動している白アリが、地中を移動して住宅の床下から侵入する確率のほうが格段に高いことがわかっています。
なんと9割以上が床下からの侵入だと言われています。
なので、床下からの侵入を防ぐための予防処理が白アリから住まいを守るための有効的な、そして重要な方法なのです。
これが白アリの通り道「蟻道」です。
地中から基礎に沿って土台まで伸びているのがわかります。
土壌剤(白蟻を殺す強力な薬)を床下の土に撒いて地中の白蟻を退治して行きます。
この薬の効き目は約5年なので、定期的な散布が望ましいでしょう。


そして、被害場所で1番多いのは水廻りですが、最近では玄関から侵入してくるケースも増えています。

段差がある構造上、隙間が生じてしまうことが挙げられます。


それでは白アリの被害とはどういうものなのか、そしてその対処法とはどういうものなのかを具体例を挙げて説明をして行きたいと思います。
I様邸改修工事
こちらのお宅は耐震補強工事の依頼を受けたお宅になります。
耐震補強の為に解体をしていると........
内壁、外壁ともに問題ないように見えますが...... 土台が白アリに喰われて土のようになってしまっています.....
このように普段暮らしていても分かりづらいところも白アリの怖いところです。
そのままにはしておけないので改善していきます!
このように喰われてしまった土台を、 喰われていないところまで撤去し、新しい土台に変えます。 そして、防蟻剤をたっぷり塗って完了です!
これでこの部屋の補強改修はばっちりです!

次に、この部屋の上の階の押入も耐震補強をする予定だったので解体してみると....

こちらの押入は雨漏りがあったと聞いていたので、緊張しながらの解体です。
解体してみると....
ここはモルタル下地の防水紙に穴が開いてしまっています。
白アリの主食のセルロースは紙にも含まれているのです。
ここは筋交いの接合部が喰われていました。
接合部が喰われるということは筋交いが本来の役割を果たしていないのでとても危険です。
さてここも改善していきます!
まずは防水紙に開いた穴をふさぎます。
コーキング材を使って防水紙の穴をふさいでいきます。
穴をふさがない限りそこからまた水は入ってしまいます。
2か所穴が開いていたのでもう1か所もふさぎます。
こちらは範囲が広かったので塗りたくる感じでコーキング材を塗りました。

防水紙の穴がふさがったらいよいよ補強改修です。

喰われていた桁は表面と端だけ喰われていて芯の部分は残っていたのでドリルで穴をあけ、新しい部材をボルトを使いがっちり固定します。 柱も食われていたので新しい部材に入れ替えました。
接合金物を使い1階の桁としっかり接合させます。
新しい部材同士も接合金物を使いしっかりと組み合わせます。
耐震性も上がり安心感も増します。
全体像です。
今回は3本の新しい部材で補強をしました。
金物を使いすべての部材を歪みなく入れることができました。

このように白アリに喰われていても補強する方法はたくさんあります。
まずは自分の家に白アリがいるのかどうか、
もしいたらどのような補強方法があるのか、
相談して頂ければ幸いです。
 不安だったところが安全で快適な空間に生まれ変わりました!

こちらのお宅のご主人も
「最初はどうなるかと心配していたが、皆さんに任せていたらみるみる内にきれいに治っていったのでとてもよかった。
耐震性も上がり安心感も増したよ!」
と言われ、大変喜ばれた事例です。

ご相談は下記メールでお待ちしています。

YOU夢工房 ㈲高廣建設一級建築士事務所  雄設計工房
埼玉県知事登録 (5)第5821号 管理建築士 一級建築士 髙杉 雄一 第246489号

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